こんにちは。

 

前回の投稿で、透析装置の更新について紹介しました。

 

新装置全台には血液量モニター(BVplus)が搭載されており、これ1つで7項目のモニタリングが可能となりました。今回はその中でも3項目のモニタリングについて紹介したいと思います。

 

  • 体外循環血液量(LDQb)の測定

血液回路に近赤外レーザー光を照射し、その反射光から求められる血球成分の移動速度を基に算出しています。連続的にモニタリングしているため、脱血不良状態の早期発見やVAIVT(経皮的血管拡張術)治療の目安に有効な機能です。

 

  • 循環血液量変化率(⊿BV)の測定

近赤外レーザー光を照射し、その反射光から循環血液量変化率を測定します。この機能を有効に使用することで透析後半の血圧低下予防やDWの指標につながります。

 

  • バスキュラーアクセス再循環率の測定

血液回路に近赤外光を照射し、その反射光の強度を測定することで再循環率を求めています。あらかじめ設定したタイミングで自動測定することで、アクセストラブルのほか、動脈側・静脈側穿刺針の誤接続検知にも有効な機能です。

 

今回は新しい透析装置によって可能となったモニタリング機能を簡単に紹介しました。他にも色々な機能がありますが、これらの機能を最大限活用し、今後の業務にも精一杯努めていきたいと思います。

医療法人中央内科クリニック