こんにちは。管理栄養士です。

 

今回は「リン」についてお話しします。

リンもカリウムと同様に腎臓によって量が調整されています。腎臓の機能が低下し、体内にリンが溜まると高リン血症になり、骨がもろくなったり、血管が硬くなったりしてしまいます。

 

そこで高リン血症にならないために、リンコントロールのポイントをお伝えします!

 

・リンの種類について知ろう!

食品に含まれるリンには2種類あります。

有機リン:肉・魚・卵・乳製品など

無機リン:加工食品(ハム・ウインナー)・練り製品・乳製品(プロセスチーズ・ヨーグルト・牛乳)・インスタント食品(カップ麺)・菓子類(スナック菓子・ケーキ)・菓子パン・飲み物(コーラ・ビール)など

 

※間食(菓子類)及び飲み物(コーラ・オレンジジュース・缶コーヒーなど)はリン高値の原因となることが多いです。また、加工食品やファーストフード等には、食品添加物として無機リンが含まれています。無機リンを含む食品は吸収率が高いため、少量でもリン高値になります。そのため、頻度や量に気を付けましょう。

医療法人中央内科クリニック