お酒を禁酒する必要はあるのか
呉市の皆様、こんにちは!
人工透析専門サイトを運営する、中央内科クリニックです。
腎臓病の患者様にとって、水分量のコントロールは大変重要な課題です。
その上で患者様、特にお仕事をされている方や若い方の多くが悩まれているのがお酒の席の問題です。
「私はお酒飲めないのです」ということにしてしまうのも一つの手段です。
全員が全員、お酒が飲めるわけではありませんから。
しかし本当はお酒が飲める、お酒が好きな方にとって「禁酒状態」でお酒の席を過ごすのはご自身のストレスになってしまうことでしょう。
貴方のことを、もともとはお酒が飲める人と知っている人が周囲にいるならば、その方々に気を使わせてしまう可能性もあります。
忘年会や歓送迎会など、大々的な会はともかくとして、気軽な飲み会となればお誘いさえ来なくなってしまい、悲しい気持ちになってしまうというケースもあるかもしれません。
腎臓病だからといって、禁酒する必要はありません。
少しであればお酒を飲んでも大丈夫なのです。
あくまでも水分量をしっかりとコントロールできれば問題ないのです。
次回のコラムで、コントロールのためのコツをご紹介したいと思います。