人工透析専門サイトを運営する中央内科クリニックです。
皆様はそもそも人工透析とは、なんだかご存知ですか?
「人工透析」という言葉は、認知度が高いと思うので、知っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、それがどのようなものなのか?という話になりますと、ご存じない方も多いのではないかと思います。

人工透析とは、透析療法と呼ばれるものの一つで、腎臓の働きが著しく落ちてしまった時に、腎臓の機能である、血液中の老廃物をろ過する行為を、人工的に行なうといったものです。
つまり、腎臓の機能がしっかりとしている人には無縁のものになり、逆に通常の腎臓機能の約10パーセント以下になってしまうと、何らかの透析療法をする必要が必ず出てきます。

人工透析には3種類あり、HDF透析療法とHD透析療法、腹膜透析療法があります。
今は、腹膜透析療法を行っている患者様は大変少なく、血液透析と呼ばれる、HDF療法とHD透析療法を行っている方が圧倒的です。
これはいったん血液を体外に取り出し、透析器で循環させて尿毒素などを除去した後、体に再度戻すという療法です。
これにより、腎臓機能が低下していても、血液をきれいにして血圧を調整し赤血球を作り、尿を排出することができるようになるのです。

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