睡眠と入浴について
こちらのコラムで過去にも、腎臓病の方は、疲労をためないように毎日を過ごしましょうとお話しています。
疲労回復といえばやはり、一番大切なのが睡眠です。
熟睡を促すために、とても重要なことが入浴です。
人は、体温が上がると寝つきが悪くなり、体温が下がると寝つきが良くなります。
すなわち入浴直後に睡眠となると、なかなか寝つけません。
じゃあ、入浴後2時間も3時間も経過してから寝ればよいのかとなると、それでは下手すると身体が冷え切ってしまい、体調をこじらせてしまうかもしれません。
入浴は、就寝の20分から30分前がおすすめです。
また、入浴方法も重要です。
日本人は、熱いお風呂が大好きという方が多いですが、熱い湯船に使ってしまうと交感神経が刺激されて、逆に目が覚めてしまいます。
この状態で、20分から30分で就寝というのは難しいです。
お湯の温度は40度以下、そして湯船に30分ぐらいゆっくり浸かると、交感神経を無駄に刺激せず、体の芯から温まります。
上手に入浴をして、体を温めてリフレッシュ!
寝つき良く、そして熟睡できるようにしていくと、しっかり疲労回復できます。
のんびりバスタイムを使って、読書を楽しんだりテレビを視聴したりと、趣味の時間を楽しむのもおすすめです。