熟睡のための寝室と寝具内の温度
先日、疲労回復といえば、一番大切なのが睡眠であり、熟睡を促すために、とても重要なことが入浴だとお話しました。
しかし実は、入浴だけ工夫しても、熟睡はできないのです。
寝室と寝具内の温度も重要になってきます。
熟睡できませんと、やはりどうしても疲労がたまってしまいます。
寒い時期でもしっかりと熟睡できるように工夫していきましょう。
暖かければよいと勘違いして、寝室を暖かくしすぎてしまう方が多いですが、寝室温度は20度にいかないぐらいがベストです。
もちろん温度が低すぎてもダメで、最低でも16度ぐらいをキープしましょう。
布団の中に関しても、冬場は暖かければよいであろうと考える方がいますが、暖かすぎると目が覚めてしまいます。
大体自身の体温よりも、2~3度低いぐらいがベストです。
すなわち、電気毛布や湯たんぽで、就寝前と起床時に布団の中を暖めておくのは良いのですが、付けっぱなしはいけません。
毛布に関しては羽毛布団の場合、毛布を上にしたほうが暖かくなります。
敷布団の上に毛布を敷いて寝るというのも、暖かいです。
適温が保てる方法を、模索すると良いでしょう。
また湿度も大切です。
冬場は特に、乾燥しがちなので湿度に気を配る必要があります。
理想的な湿度は、50±10%といわれています。